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アルコールの刺激が目の端に飛び込む 定期的に脈打つ電子音 ひたひたと足裏を捕らえるリノリウム 数字の印字されたプレート 肌に馴染む文字、名 目をこすり、私は私の細胞膜を引き締める いくつかにわけられた繭 背負いきれない圧力には気付かぬふりをして …
まずは自らにfeedするんだ、他人に与えるのは実はとっても簡単なんだよ。 もっと我が儘にふるまうんだ、自分にきびしくするのは実はとっても簡単なんだよ。 頭の中がカオスのふるまいに流されるままであったとしても、何か身の内にあると感じるのなら、腹の…
とか成り立つのか?と、大江健三郎の新刊を立ち読みしていて思った。読む人間―大江健三郎読書講義作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見る さようなら、私の…
1984〜88年ごろ週刊文春にて連載された名物企画、糸井重里の"萬流コピー塾"。 中学校の図書館にヒキコモリがちな私がいた。コドモながらに、興味津々で読んでいた、私も、コピーライターになりたい。と思っていた。だけれども、その時にはすでに、連載は終っ…
Prima Materia:錬金術師自身がもつ無意識の心的内容の投影を運ぶ未知の実体 Prima Materiaは世界の中である記号表現(イメージ)として機能し、そこにおいて、あるいはそれをとおして、無意識的な記号内容(意味)が「移される」。 本日よりOPENした藤本由紀…
駐車場から校舎へ向かうとき、携帯電話が鳴った。 バイブレーションの音がブーッブーッと焦らせる。 鞄をごそごそすると底のほうに携帯電話を見つけた。 手が触れると、震えていない。あれ?おかしいな。 注意して耳をすますと、左手にある草むらと竹林から…
ISBN:4003241134:detail 授業の合間に、カフェのオープンテラスでランチを食べながら、ヘルダーリンを読んでいた。 あいにくと、空は雨が振る前の独特な重圧に満ちていたが、かろうじて堤防の決壊は免れているという容貌。 ヘルダーリンに興味を持ったのは、…
第一質量: それ自体あらゆる色を含み、またあらゆる金属になる可能性を持つ 『術師自身が持つ無意識の心的内容の投影を運ぶ未知の実体』 実体なのか、、、。"確かにある"と信心する事は困難を伴う。 転移の過程における文字の次元: 記号表現、イメージとし…
地球が回転する アフリカ大陸には大きなコーヒーの木が一本描かれている 飛散した豆が南米アメリカで根付く ペルーの茶葉が北米へと大量に運搬されていく 私は嘘を見抜けず 半分以上を飲み残す 袖のないシャツを来た男が しきりに携帯電話を気にしている 太…
壁面と、床面 身体に対して垂直な面と水平な面において、知覚段階での差異が発生することに興味がわいてきた。 壁面の絵画、卓上のオブジェ 垂直面の絵〜パズルのような知的遊戯:記号を読む感じ/接合面は絵の中にある 水平面〜より配置を読み解く:空間的…
いつも家まで配達してくれている酒屋さんと、お話しする。 ウェブをつくりたいというので、ともかくヒアリングをしましょうということになった。 スーパーマーケットやウェブ通販、量販店の力は強く、個人商店は大ピンチ。 危機感をもっている人は多いが、脱…
twitterは、数名でやる"連句"に向いている。 iGoogleは、珍しもの好きには使いにくい;どんどんfeedを受け付けてしまうから。
Twitter使ってみたけどあんまりハマらない。 http://twitter.com/rokaz 今、意識して、大事な事からどうでも良い事まで一気に、ライフログを過剰feedしてみている。効果は、自他ともに まだわからない。 友達の日記で、過剰feedな日記系のフィルタリングにつ…
最近、カリブ文学に はまっています。手に入った順に、どんどん読んでいます。 去年出会った、グリッサンの『関係の詩学』という書物が素晴らしくて、それ以降カリブ周辺の出身作家の作品を立て続けに読んでいます。 「クレオール」というキーワードで語られ…
良いイヴェントでした。 としか言えないような、イマジナティヴで非言語的な、不気味な もの がうごめくのを感じた場でした。 その"不気味"の存在感は、分かる人には分かるし 分からない人には分からない、という部類のものかなぁ。 だからといって、作品が…
先日、『個人事業主』になったので、新しく銀行口座を開設したのだが、結構時間がかかった。 なんと あしかけ5日(日曜と祝日挟む)。 もっと早く開設できると思っていたので、書類関係で時間が危なかった。 個人とは違って、申し込んでからいろいろ確認し…
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0701/top.html http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0701/top.html カタログビル・ヴィオラはつゆめ作者: ビル・ヴィオラ出版社/メーカー: 淡交社発売日: 2006/10/01メディア: 大型本 クリック: 4回この…
今朝うつらうつらしながら見た夢:今よりもちょっとだけ未来/自分は自分を演じている/状況:核爆弾が都心に落ちたのを遠隔地(関西とか)で知る。そこからでも閃光は確認できる。真っ黒な空に激しい明滅。灰色の世界と化したビルの間で茫然自失としながら…
今日、友達とランチしながら"宗教なき者の信仰心"について話をした。 互いに、特定の宗教を信仰しているわけではないが、宗教に対しての知識や興味はあるというセッティング。 いまはてブ界隈で盛り上がっているクオリア関連のエントリの話から、それってひ…
最近、スッタニパータの第三経「犀の角」を繰り返し読んでいます。釈迦の言葉を記した現存する最古の教典であるといわれるスッタニパータ。 「犀の角」というフレーズは、以前から知っていたのですが、最近岩波文庫の「ブッダのことば」という本をぱらぱらめ…
チャーミングな文章を書く人、というのがいる。 「チャーミング」という評価は主観的なものだけれど、"エスプリ"と"生真面目さ"と"関西風お笑い"の絶妙なバランスのある文章というのはチャーミングで、多くの人の心をつかむと思うんです。 読むなら絶対魅力…
エッセイを書いた。「母校で出会った○○」というテーマで何か書いてくれと頼まれたのだ。楽しい依頼にうきうきした。 昨晩(というか今日の朝方)、寝付けずに、ぱちぱちとキーボードを打っていた。当時の事を思い出してみると、風景に関しては結構ディティー…
有史以前から現在まで続く、長く長い『ヒトの歴史』の中の、とある時期、とある場所。 ある時、ヒトはふとした拍子に"神の力"を発見した。(言葉の発生と発達が、"神の力"の発見と深い関係がありそうだが、それは現在、ただの憶測に過ぎないのでこれ以上の記…
漠然と、困った事や悩んでいる事があるのかなぁ、と感じると、図書館の検索システムを使って、適当にキーワード検索をはじめる。思いつくまま、気になったキーワードを数珠つなぎ。 そこで出てきた本のタイトルや要約などを読んでいると、ふと目と心にとまる…
言葉と文化―ポエジーをめぐって (叢書・二十世紀ロシア文化史再考)作者: オーシプマンデリシターム,斉藤毅出版社/メーカー: 水声社発売日: 1999/06/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るマンデリシタームの「ポエジーをめぐっ…
数年前、「詩を書くなんて楽勝」と口走ったことがある。そんなことよりも書いた後の方がよっぽど難しいと思っていたからだ、相対的に。いや、最近は、「楽勝だと思っていた気分」は難しいと思いはじめている。 高校時代から戯曲をかきはじめて、大学〜大学院…
京都芸術センターで上演された「動物の演劇」を見てきました。 大変不敬なことに、開演時間に間に合わず中途入場という最悪なことをしてしまいました。しかし、今日この場に居られて本当によかったと思いました。 終ってからしばらく、身震いもしくは武者震…
非常勤で、週の2/7を大学生と一緒に過ごしています。うけもっているのは美術やデザインを先攻している学生なので、自己主張の強いタイプが多いと思います。しかし、その中に数パーセント、自己評価がものすごく低く、存在感はあるが主張をしない学生がいます…
テーマ:レシピ本は、手順と同時に動機なのだ。料理のレシピ本には、「そこに書いてある材料を揃えて、その手順通りに手を加えていけば、タイトルや写真のようなものが作れる」という目的がある。それは言わば、"可視化された「手順」"だ。 しかし、その通り…
最近職替えを計画しているので、私のお財布の紐が固めになってきました。 これまでは「入ればそのまま使う」という浪費家気質で、その日その日をお気楽に暮らしていましたが、そうも言っていられないフリー稼業になるのです。そんな中、まず見直しの対称にな…