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プライマル

(個人的な旅行まとめメモ、未整理。)


この旅行中は、いろいろな話し合いや展覧会を見たりなどの経験を通じて、これ以上分割不可能な(微分出来ない)要素についての考察を深めようと努力した。


数字を「1」づつ足して数えていくというルールはいつどこで誰が決めて、それは疑いようのない真実なのか、とか、論理的な数式が美しいと感じるのはなぜか、とか、そういうことに興味を持っているというと、数学科にいけと進められる。私もそう思う。
整数論とかをかじってみると面白いかもしれない。


結局、私自身は「インタラクション」というキーワードにアプローチする視点として、『「ルール」とその使用法が価値を生成する』ということが考えたいのだ、と思う。
そしてそれをするためには人間のフレーム問題に迫らねばならぬのだと理解する。
私は、ものをつくってそれを人に見せてそれをつぶさに観察することで理解を得ようとしているのだ。


心の社会(ミンスキー)と、ゲーテル・エッシャー・バッハ(ホフスタッター)の再読を決める。



論理式とか、チェスゲームとか、物語論とかに対してアプローチしていった結果ようやくその興味の大本がどこにあるのかが見えてきた。
ルール生成のための、基本分子のパターン(多分数種類しかない)を探して、それに当てはまる作品を分析して、自らもそれを利用して作品をつくってみる。
トランプカードの映像も、それが方法としてありなのかなしなのかを探るための実験だったのか、と位置付け始めている。

そういう論文はどうか。しかしそれを許容する学問はどこだ。そんなの見当たらない。