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出かけるのやめた。メモを再度読んでみる。

茶店で延々と本を読んだりメモを書いたりして、自分のことに集中した。今インプットすると影響されるから、見るものを吟味しているのかもしれない。今日も展示を見られなかった友達、ごめんなさい。


自らのI/Oシステムについて、内観瞑想。じっと自分を注視する。
インプットされた情報が、体内を通過する。それはイメージである。力学的な構造体である。
しかしそのイメージは、OUTされる際、"色彩"や"形態"などの造形的な表出はしない。私のそのOUT回路はあまり開いていないようだ。どちらかというと、それは"言葉"となって表出される。しかし、発音されうる単語自体に力は流れていない。むしろその単語と単語のあいだに流れているようだ。


できるだけ薄く、細く、遠く、トライアングル・ベルの音の高音のような、宙を舞う行間。
品位のあるアナロジーのみが生き残れば良い。


記号の操作はトンチ、遊戯的だ。積み木遊びは楽しいし、そこにはセンスも宿るだろう。しかし今、あまりそれに興味が持てない。表面的な操作による遊戯(ごっこ)なら、趣味にすれば良いのだ。



さらにまた、政治ではない、アナロジーである。
制度上のおちょくりはしたくない、記号の組み替えにはもはや興味が持てないから。


結局私がホームランを打つ事を願い続けていられるのは、本当のクリエーションというものはVoidであると思いながらも、そこにアプローチしつづけているからだろう。