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憂いと、もがき。

創発というエッジ
このご時勢、どの世界にも、「やりつくされた」という閉塞感はあるものだが、例にもれず、「メディアアート」なるものにも「どん詰まり感」は蔓延している。
メディアアート」の社会通念が、インタラクティブな反応を示すインタフェースのバリエーションであるのなら、センサーの種類勝負、反応速度の向上が目的になっていく。
じゃあ、みんなの面白がってる「創発」って結局なんだよ。
価値形成のプロセスに対して、何か『アート』を作るのであれば、結局、創発のプロセスは人間の脳内に依拠したほうが早いし断然面白い。(もちろん、研究という観点でみれば、もう少し考えようもやりようも違うと思うけど)


・振れ幅をもっと!
メディアアートについて真面目に考えれば考えるほど、好きであれば好きであるほど、いったん距離を置いて全く反対側へとジャンプしてみようという考えにいきつく。
でも、かならず戻ってくるよ、と思いながら飛んでいるんだよ、そこんとこわかってほしい。


・学生時代でないと作れないのか。
学校を卒業すると、作品を作り続ける環境がごっそりと削がれる。
学生じゃなくなった瞬間にばばば!と開けた了見があった場合、それを作品化しようと思っても、期待値の半分以下も実現できない。
理由は金銭、時間、場所である。
アカデミックな場所でしかできないこともあるが、そうでない場合のほうが圧倒的に多いし、実はアカデミックな場所じゃない方が作品としては軽やかに楽しげに成立することができるのだ。