・情報
この世に偏在する「この世界」を構成する素
(本論文ではクオリアと呼ぶかもしれない)
情報は移動しない、、、コピーする? 未定義
・価値
情報が変容すること、もしくは変容した情報と変化する前との差異の量
・質 クオリティ
情報が変容するための仕組みや仕掛けの巧さ、意図の実現された量。
情報が二次元の面だとして、質は平面から垂直にのびる三次元の軸。そしてその中で価値が決定されていく。
>>>>では、価値の決定はいかになされているのか?
観客の主体の「解釈」(注;この場合、価値決定)という行為が作品を完成させうるのならば、作者は何を「発見」するのであろうか。
作者は、目の前に存在する明示的・即物的な前景を、目の前に明示的・即物的には存在しない後景の、終わりのない意味連関のネットワークへとつなぎ止める、その「通路」を発見するのである。
むしろ積極的な操作、としての『見立て』のインストラクティブ。