梅田の紀伊国屋書店で読んできた。良かった。

- 作者: 野村喜和夫
- 出版社/メーカー: 書肆山田
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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『幸福な物質』とか『plan14』も好きな詩集。
私は詩が好きで、好きがこうじて 書いたりもするので、他の人がどんな詩をかいているのか気になる。
それで良く詩集を読むのだけれど、なかなかピンとくる詩人は少ない。けれど、野村さんの詩はかなりしっくりくる。(ほかには岩成達也さんも好き。)
詩に没入した学生の時期に、好き嫌いは置いておいて まずはたくさん読もうということで、この世代のひとたちの詩を多く読んできたから、詩作にたいする姿勢や語彙、語法になじみを感じるのかもしれない。
今思うと"詩とはかくあるべし"っていう思い込みがその時に形作られているのだろうなぁ…。あと、私の思考が 古くて固いのだと思う。良い意味でも 悪い意味でも。