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ちょっとだらだら書きます

筋のない、曖昧な文章と知りながら、書かないとしんどい時期というのがあるよね。
命を賭けて読めるか/書けるか、という問いに口ごもらない為に。
少しづつでもいいから考えていこう。ふー。



ここ数日、「カラマーゾフ、万歳!」がひっかかってしかたない。
文学におけるユマニズムについて考えているんだと思う。しかも少し否定的な気分で。
カラマーゾフ再読なのだろうか…。しかし、ちょっと余力が無いなぁ。
あと、いまさらながら、『宙返り』の後半の池周辺のシーンの一部がしんどいと思ったのだなぁ。あれじゃヤなんだ私は。



賭された"更地"に立って、私は、そこに"文学が戻ってきている"と感じている。楽観的に無邪気に。同時に、戸惑い途方に暮れている。読むのか?書くのか?



"関係ないことが関係してる"の次の、"関係ない"の次の、今の次。それが知りたい。



上の文のこんがらがったものを分解して開いてみる。

グリッサンの『関係の詩学』と「父性」と「魔女」をつなげて読む
http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20070417#p5

2007年の私よ…そうなんだけどね。もうそれじゃなくて、その次に行きたいのですよ。


さらにほぐす。
期待しているのは、"ことばが通じない"の次、"今 の詩性"の"次"なのか…。
もっと長い射程で?それとも別の何か?*1 私はそれをNOLAで知りたいと?
それ、私、捉えきれてないから。ぜんっぜん。絶望的なほどに。アァ…。(しばし沈黙…)


それをHEXEって呼んでたときもあるな…。
HEXEって魔女の事ね。あと、垣根とか境界線上のという意味もある。

"Here you are.": HEXE
http://someonetocallfor.tumblr.com/post/476708403/hexe

そのスタディが、今読んでる本(http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20100503#p2)にも繋がるんだけど、でも、ドンズバではなかったんだ。もっと違う言葉なんだ。もっと、何かこう…。にこやかで、力強い…。ううむ…。


でも、この本を読んで、『蟹と無重力』で"声を出せ""うめけ"と要請しながらも感じていた自己欺瞞の原因は分かった気がする。
これはとても難しい問題だなっていうのもわかった。つねに構造的ねじれのおこる場所ってのはある、そこに目をやっている。


んー、間の抜けた事を書いている気がしてきたよ。
つづく…。



おまけ:
文学の傍流として ただ ある、というありかたについて取り組むとしたら。何をすればいい?
それにしても、抗えないほどにわき上がるこの文学への想いはなんだろう。
もはや面白いよ。わはは。


*1:こないだ家主m氏が人工知能にしか理解できない美があるとしたらっていう仮定だしたのがおもしろかったなとか思い出した