昨日の読書の話の追記。
読書生活を行うにあたって必要な大前提を書くのを忘れてた。
胸に読書のテーマを据える事。
これがないと、前述のインデクスマッピングも上手く行かない。
漫然と過ごしている状態で本の題名に向かうのではなく、『何かについて突き詰めて追いこんで考えたい』から、過去の先人達の知恵を借りたいと思って本を読む訳で。そこに自覚的でないと、タイトルは絶対に飛び込んでこない。
人間というのは基本的にはそんなに個体差はない、というのが私のスタンスだ。過去の人間というのはたいてい私の陰鬱を知っている。なぜならそれは彼らの陰鬱でもあるからだ。
http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20070119#p1
テーマと言っても一生物じゃなくても良い、揺れ動いていい。ただ、自分の中に流れる思考の流れを停めないテーマを設定する。
例えば私の最近の読書テーマはメランコリー。付随するワードとして、天使、ドイツ、受容などが引き寄せられています。
その前は、ベクトルがテーマで、キーワードとしてはスペンサーブラウンとかトポロジーとか。
そんな感じです。
まあ、簡単に言えば、疑問やテーマが無ければ思考が前に進んだと感じる基準がなくて、楽しさを感じられないしね。
その点で、好奇心のある人になるというのが、良い読者への開始地点かもしれない。
その他:
■[book]読むべき本を探す時
信頼できる訳者を探せば良いと言われた。
文系ならこの人。理系ならこの人。そういう風に。
http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20051106#p2
■[book]「あのさあ
rokazって、いつ本を読んでるの?」
と聞かれる。「へ?時間があいたら、、、。」と答えたが、具体的にはよくわからない。
いくつか思い出してみる事にした。
昼ご飯を食べに出て、料理が出るまでの間とか、家に帰って夕食を食べるまでとか、髪の毛を乾かしている間とか、何かを煮込んでいる間とか、、、。
そんな感じが多いです。
http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20050719#p1
■[book]久しぶりにハイパー読書
ちなみにハイパー読書ってのは自分語です。
ものすごく脳をフル回転させて読む覚悟のいる読書です。読みながら同時に読解/構築/分析/批評を行います。
あんまり寝てなくてなんかテンション高いときとかにしか成功しません。今日はまぁまぁ成功の方かな。
http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20050707#p2