2007-09-10 閉架でひとり book boyaki ido2 大学図書館でひとり、書庫にこもって読書。主にドイツの詩を積み上げて、読みあさる。 もうすでに閉架に押し込まれてしまった"古い知識"たちに囲まれて、求道的な読書が出来る幸せ。 天井が低く狭くて窓のない地下の部屋で、すでにこの世には居ない人たちの苦悩と孤独に触れる。 芸術を拡大する? いいえそうではありません。むしろ、芸術をたずさえて、もっとも緊密に自分のものである道を進め、そして自分を離脱させよ、なのです。 『闇の子午線』パウル・ツェランより