◆NEWS :装幀してます 最近のお仕事は→仕事の記録 : Twitterから
◆NEWS:2007年3月、フリーランスのデザイナー兼ライターとして個人事務所を立ち上げました。

ビジュアログtumblr:http://okazawarina.tumblr.com/
つぶやきtwitter:http://twitter.com/rokaz
つぶやきログtwilog:http://twilog.org/rokaz

文学が帰ってきたという話

その気分は確実に深まってきている。確実に、深まって、きている。
文章にするのはまだ難しいが、自分なりの理由は見えてきた。
そう、 文学が必要 なの。


↓ 先月書いた文章の一部。

合唱団に入りたいという強い衝動 - okaz ; catch up later !
http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20090511#p4


でも今日、何かしらの文学的到来が私にあったのです。図書館でひとり『わー!』っとなった。全然ハンドリングできないけど確実な文学が降ってきた。文学が戻って来るかもしれないっていうポジティブな"思い"、なんだろうこの根拠が見えない感じ。


しかしとにかく文学は戻ってくる。私はそれに対して何かをしなければならないと心から思っている。




↓ 三ヶ月間書いた文章の一部。

I am alive, therefore I live! - okaz ; catch up later !
http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20090303#p4


私の現前に立つ人への呼びかけは"承認の希求"の照射行為、"お前"は受け止めを当然とする相手に対する極度の油断(半ば信頼)。
目の前にいない御前を"読者"と呼ぶのだな。
SOMEONE!誰か!という叫びを受け止める"読者"は御前にはいない、文学の悲しみであり世界で唯一の希望。

私が私に教えてくれる。



↓ 二年半前に書いた文章の一部。

2007-01-18 - okaz ; catch up later !
http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20070118#p1


まったき他者性を通過しても、詩人の言葉となら、正しさを確認してそれを自らの力に変えられるのかと想像すると、本当に救われる。 
私は、もっともっとたくさん、読めば良いのだと思う。 




そうそう、迷走する"すっぽん http://seikonovel.exblog.jp/i3/ "を 私はとても良い文章だ と思って 読んでいる。
こういう惑い(まどい)のある文章こそが、"今書いている作者"を"今読みすすめている私"とを結び、"今 の詩性"として立ち上がっているように感じる。
私には"SOMEONE!"の叫び声が聞こえる(ように思える)。
それでも書かざるを得ない という切実さが、私をそう思い込み足らしめている。



私も書くんだ、もうこれ以上 "書かないといけない"という想いを閉じ込めていられないほどに切実な状況なのだ。