作家活動を精力的に続けている友達と久しぶりに話をした。
毎回、気付かされる事の多い対話になるのだけれど、今日もとても面白かった。
今日は特に、自分の鈍さに驚いた。
日々追い込み続けていないとダメだ、と深く反省した。
ごめんなさい(と謝っておこう…)
ものを作り続けている人の話は、具象化する際にブラッシュアップをかけている分、無駄なものをまとってない。だから、伝達までの速度が早いし、切れ味が鋭利だ。
そんな人との対話の中では、無駄な説明をしないでも良い分、言語と非言語の境目にある本当の考えとか 今うごめいている構想とかが 生で問われる訳です。
私はその点に関して、最近自分の内語だけで満足して具現化していなかった分、鈍く浅く入ったなぁ、と思いました。悔しさすら感じるわぁ。勝手なライバル心も持っているし(笑)
"ベクトルさん" (http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20060311#p5を参照) についても、遠回りな一文を言っただけで伝わった。早い。これには驚いた。この感覚は、美術をやってる人には当然の感覚としてあるのかも?そういえば、GUCHI先生も了解が早かった。
時代性とか 興味とか 今置かれている状況とか に対する感覚的な言語を ある程度共有できる人との対話から、ようやく出てくる言葉というのもあるのね。
日々どうでもいいと切り捨てていた事が実は切迫している問題だった事に気付いたり、その反対で日々「ヤバイヤバイ」と言っている事に意外と楽観的だったりする自分に気付いたり。
普段は隠されている言葉が不意に出てくる対話。スリルあるし、脳内が動く。
いつも使っているスケッチ用のノートを見せてもらった。人のアイデアノートってとっても面白い!
その時発見したのだけれど、私のメモは文字ばっかりであまり絵がない。
やっぱり言葉の人間なんだなぁ、と客観視した。
これからも、どんな作品を見せてくれるのか、楽しみにしています。
私も、負けじと、そろそろ、out putする、ぞ、と、追い込む時期、かな。こればっかりは なかなか ねー。
(追記)
はげまされてしまった(笑
仕事帰りに、大量に材料を買い込んだ。この気持ちには作品で応えようと思います。