郡司ペギオ-幸夫さんの『生きていることの科学』講談社新書isbn:4061498460
いまだ読書中。線を引きつつ読んでいます。ようやくその文体やたとえ話のルールに慣れてきたところ。(SMAPやアペオスのたとえは至極わかりにくい)
途中まで読んだ感想としては、「この人は詩人だ」ということ。非科学的だという意味ではなく。
以前、師匠に言われた、「科学も哲学も後から付いてくるから、今は何を言われても賛同を得られなくても、作品を作っていればいい、俺たちにはそれが見えているし、美術をやっているものとしては見えているのはあたりまえのことなのだ」と。私はいまだにそれができない。強靭、狂人。でも、見えているのは確か。なのだ。こうやって、小出しに肯定していくことで慣れていく。