"東のエデン"をみなおしていました。今期一番面白いですね。
今5/11話＋映画ということで、もうすぐ折り返し地点。
前にもちょっと書いた*1んだけど、No11黒羽が出てきてより明確になったのは、"去勢されたボクとその父との物語どすえ"という構造。しかし父という単語が全然はまらない、父はまだどこにも暗示されていない。出せる物なら出してみろってとこですが。ギャフン・笑。
強いて言うなら"播磨脳科学研究所"っていう単語か。しっかし、播磨脳科学研究所とか聞くと、S.A.Cの播磨研究所を思い出しますね。"世界とお金を動かしているおおきな組織"のイメージを引き受けてるモチーフなんでしょうね。
もしくは"ホワイトハウス"。S.A.CでいえばタチコマのAIが米衛星に乗ってるのとおなじような感じの…。
しかし今やそれは父にはなりえない、と私は思います…。だから記憶を消してやりなおしたんでしょう？そう思いたいですね…。
だからこそ続きを期待する、神山氏どんなカードを出すのだ、と。
いまさら気づいたけど、1話、全裸登場シーン、フィルムクラッチ風のモザイク効果はうまい演出だわね。
Outside（というか視聴者側）からの自粛的去勢…。だって、本当は出してるわけですからね。ううむ、ちゃんと見ると奥深い。
しかしジョニーはいかん、ジョニーは（大苦笑
唯一持つ母の記憶は「金さえ払えば一人前として扱われる」って教えられた、というのは結構シビアな話だなぁって思いかえしています。やっぱり父は完全不在なのではないかと。
なんにせよ、次回放映も楽しみですな〜。
*1:GirlMeetsBoyのシロップをかけて甘くした父なき時代の父殺しっていう不毛で苦いアレ http://d.hatena.ne.jp/rokaz/20090416#p4
