バベルみてきた。音楽が良かった。ストーリーも良かったと思う。
日本語版公式
http://babel.gyao.jp/
以下、ちょっとだけ内容に触れています。
ブラッドピットと一緒に出ていたバスガイド役の人がとても良かった。
この映画におけるガイドという職業について考えた。大事なモティーフだと思う。
そこで、リンギスの本の事を思った。ブラッドピットが、バスガイドに子どもの写真をはさんだ財布を投げ渡すところとかはまさに「信頼」の表現であって、そこには自らのすべてを相手にゆだねることが出来る事で発生する関係性があった。
ヘリコプターが飛び立つあたりのシーンでグッと来た。
メキシコ人乳母の「悪い人なのではない、愚かなだけなんだ」というセリフが印象的だった。
愚かしい生き物だからこそ、声をあげて許しを乞う必要があるのか。