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第千十五夜

石井桃子『ノンちゃん 雲に乗る』
1967 福音館
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1015.html





『ノンちゃん 雲に乗る』だー。今回は、松岡さんの「はじめての読書」にまつわる思い出をからめた児童書の話。


さて、私のはじめての読書はなんだろう。絵本ではなく、もうちょっと「書物」を読んだという経験の記憶を一生懸命思い出そうとしてみても、どうも曖昧な感じだ。
多分、世界名作シリーズのアラビアンナイトとか怪傑ゾロとかだと思うんだけど、、、。


小学校5年生の後半頃にスタンダールの「赤と黒」を無理して読んだ。これはよく覚えている。
母の書棚に入っていた「赤と黒」をドキドキしながら手に取った私。よりによってなぜそれを選んでしまったのか、理由はわからない。タイトルから勝手にサスペンスものだと思ったのかもしれない。(赤川次郎とか怪盗ものとか好きだし大丈夫、うん。なんて。笑)


最期まで読み切った。大人の世界に触れたようでなんだか誇らしい気になったものだが、ただ字面を追っていただけで内容なんてほぼ入ってなかった。そりゃそうだ、小学5年であの内容がわかったら困る(笑)