石田波郷『鶴の眼』1996 邑書林
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1003.html
「霜柱俳句は切字響きけり」
フラジリティを越えて、割れたプレパラートの鋭利な死の香りを感じた今回の千夜千册。
誤解ないように、と前置きしますが、「病」って、どういう感じなんだろうか、と思った。歯医者通院ぐらいでうげげとなっている私では、到底わからない。
失う事でしか作品を作れない、なんて、まだまだ弱さが足りない。
今の私では見えない・知り得ないものはまだまだたくさんあるという事だなぁ。