桑沢デザイン塾にて講座「デザインと日本文化」を手掛けた編集工学研究所所長松岡正剛の「とっておきのテキスト」を、「にほんごのデザイン」などで日本語組版に於ける独自のアプローチを試みている永原康史が、造本してお届けする「松岡正剛編集セカイ読本」シリーズ。編集速度に応じた高速本、中速本、低速本の三分冊同時進行で毎月発行(第一期は全14冊)。今までにないスリリングな出版スタイルそのものが、新しい編集術を物語っている。
おお、永原せんせ。
本日、第一期高速本のうち、1〜3巻を購入。1987~92まで『夜想』に連載されていた「文化の分母」をめぐるややレベル高い(うむむ、、私には、という但し書き)シリーズ。
さすが「高速」と銘うたれただけのことはある。話が前提をとびこして確信にずさっと刺さっている。結構なドライブ感があります。