ワラッテイイトモ、の感想を以前書いたんですけど、それに対するキーワードからのアクセスが ものすごい量です。こんなにみんなが気にしている作品だとは 思わなかったです。一種の都市伝説、ですかね(古)。
私は今、田舎にいるので前評判全くなしに見たわけです、このビデオ作品を。んで、感想を書いた。*1
ちょっと不粋な事を言うと、『見る機会を逃した』方が面白い体験かもしれません。渇望感は想像力の源ですからね。
美術は何をすれば流通するのでしょう。美術の価値って今どこにあるのでしょう。真正面からこの問題に対峙しながらも、美術という文脈に多少辟易している今日この頃。
国民 総 (プチ)批評家化 しているみたい。
ブログが開いた世界は、どのように発展していくのでしょうね。私は、気軽なクリティシズムに陶酔することがないように文章を書く時は気をつけていきたいなと思います。
私の場合は自己言及だけで終わりますけど(弱
文章を書くのは面白いけど、それに対する責任が希薄化していくこの無記名なメディア。
広がっていくリンクやトラックバックがそのもの(作品)に付与する価値は、作品とはちがう意味で 面白いと言えば面白い。
また、個人(作家)の紡ぎ出す物語世界に 触れた後に もはや 作品単体では 存在しえなくなる。
これを冗長に避けるようにしている私は、ただのひねくれものなのか、それとも自信のない弱輩者なのか。矛盾だらけ。これもまた一興。茶道でもはじめようかな。