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実家にて、チャットで打ち合わせしたり、こないだつくったチームに共有したい文章を書いたりしてるうちに朝日が…。
早く寝るという決意はティシューより薄い…。
 
朝の6時過ぎから、地元のお寺恒例のお墓参り。墓地にいらっしゃるお坊さんをつかまえてお経をあげていただくようお願いするのだが、お寝坊さんの我が家、お坊さんの後ろには列ができていた。ぞろぞろ。ぞろぞろ。
うちのお墓は徒歩圏内に二箇所あり、どちらもまわる。
またお坊さんの背後に列ができている。ぞろぞろ。
 
皮膚が焦げるように暑い。
小学校や中学校のときの通学路を通る、なんとなくあの頃の記憶の断片が浮かび上がる。
 
  
夏の日、朝、登校時、通り道にある木造アパートから、けたたましい警告ベルとともに、ほわほわとあがる白い煙を見かけた。まだ放水車などは来ておらず、騒然となる前の、エアポケットのような呆けた時間に出くわしたのだとおもう。
第一発見者はわたちたちじゃないだろうか、通報すべきではないか、と正義感の強い私たちは相談し合った。高揚感を隠しきれないざわついた心。グループ登校で一緒だった高学年のお姉さんと、あと何人かが一緒だったように思う。(あぁ、今日、偶然に、赤ちゃんを抱いて歩いているお姉さんの姿を見かけたんだった!)
結局そのボヤは、警告ベルの音を聞いて、のそりと玄関から出てきた近所のおじちゃんに、「おっちゃんがいろいろやっとくから君らは学校行き」と言われて、その後どうなったのか知らない。
帰り道にのぞいたら、建物の周囲に、紐のようなもので区切りができていて建物には近づけなかった。
経過が全然わからないまま、数年後その建物は取り壊されて別のアパートが建った。私ら子どもにも見てしまった責任があるのに、と思ったのを覚えている。ーー 特にオチもない、夏の思い出。
 
 
無事お墓まいりをおえて、千葉から一旦避難してきていた従姉妹の引越しへ。今度は都内に行くそうだ。
確かに千葉の海近くの高いマンションは赤ちゃんを含む子ども2人連れのねえちゃんにはしんどい。今度は都心に近そう。安心して暮らしてほしいなと思う。
従姉妹の子供がおしゃまさんで可愛い。そして賢い。敏い言葉尻にはっとする。
ばいばいまたね、とお別れして、実家に戻る。
 
 
昼から、大阪港へ顧問しに出かける。
この間の週末のSWKyotoの話をしたりする。今後どうやっていけばいいのか本当に決めていく、という時期の到来を感じる。腹づもり。かあ。
 
夕刻、また実家に戻ってくる。
ここ数日の事務所は、暑すぎて使い物にならなくなるだろうから、クーラーのある実家に逃げ込むのは正解だったなと思う。
さぁ、あと何日くらい暑い日が続くのだろうか…。