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酔っ払い@携帯

油でひとり、ワインをゴクゴクしてる。ここ数カ月を振り返り、ノートをとる。
 
じっと散文詩を書き続けている。
制作の息詰まりと虚脱。原因を探るためにまた書く。書けない、書く。
 
なされずの淵に触れ、魅せられている。
魚兄から指摘があった、虚無に向かうのは良くない傾向だ、と。わたしも自分でそう思う。しかしなぁ。
 
活きずの母型、という語に捕われて進めないのである。
永いものに対する惚気、忘我の快楽としての虚無。あれかにもあらず。
 
冴えない、仮に死んでいるから。閑殺の鏃。腰の簡易懐炉の温みにすがり、喉を開け放つ。仮死だこれは仮死だ、と懐炉が知らせる。その温みが残るうちは死んではいない。
 
 
絵は書けたのか、の地点まで立ち戻る時期に来たか。
 
なされずの神殿に預けられたオバの理性。
それでも人間であるための苦悩へのcompasshon共感が文学の澱となり、オバの喉がそれを濾して液体のような概念がincarnatio受肉してゆく。
 
歴史にならない性を、現世には一分たりとも残らない澱を、いかように絵にせよと言うのか?!
無邪気に書くしかなかろうに、それすらも禁止されて!