『水死』を読んで怒りが湧いた、と以前書いたが、これ単体で判断してはいけないと思い直し、『臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ』を再読中。見落としてないか。
- 作者: 大江健三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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1/2 http://www.youtube.com/watch?v=E1BR56X9_eY
2/2 http://www.youtube.com/watch?v=NYU1fm66y24
のらは あふれでて止まらない泉のように困惑している
丸投げにされて勘弁ってなってる のら
のらは 押しつけられて困ってる、それはファンタジーだと
のらは ときどき身体を置き忘れてしまう
のらは 籠もっている 冬の最中(さなか)だ
のら、のらは 今 どこにいる?
困惑のさなか、誰かそばにいる?
繰り返すとか言ってほしくないし
そのくらいの魔術は知ってるはずなのに
悪人!狭い路地にはまりこんだ窮屈で哀れな人。
では何に額を擦り付けるのか?崖縁にたつ老人よ
それは、光では、ない
のらはもっと 複雑に 困惑してる というのに!
のらには、使命などない
のら、のらはただのひと、のらの力にすがることはしまい
のらを守らねばならない 我らは
pomeraから怒りに任せて書いた自動筆記の散文出てきたw