未曾有の出来事が起こると言われている21日まであと2日…。アメリカのデフォルトが一番怖いわね。
さて、そんな私は今、電車の中で相対性理論の前身バンドと知って聴いてみた、進行方向別通行区分の『名古屋は誰かが建てた街、バイバイ 歩いて帰る』って歌詞にノックアウトされているわ。なんだこれ。カッコイイ。
同時に、『四次元以上の空間が見える』という本を読みながら、電車でしか移動出来ない肉体というジレンマを楽しむ。
今この位相の私は電車を必要とするのだなぁ、とか思うと面白い。
この位置にいながら同時に、どこか違う部分にも関係している。
電車でメール書きながら、うさぎについて考え、時間を引き延ばし、頭を抱え、神話を読み恐れ廃除し、焼きそばを食べて、センダックの描くウサギの目で童話も怖くなり、iPodTouch買いそうで、歴史というレイヤーを絵に描くにはとか考えたり、外回り内回り、経済、ICOCAチャージ、階段、呼吸乱れて、枯れた葉、遍在：偏在、燃えて灰。
世界は多重で、同時。そっちにも行けるしこっちにも行ける。
私はそういうことを見、知る想像力を美術と呼んで信じている。
最近そういったことを考えてる。
