父からもらったラジオで、深夜延々とラジオを聞いてる子どもだった。結構大きくてしっかりした、木箱の四角いラジオ。
小学校高学年のころ、何となく眠れなくてつけた深夜のNHKラジオドラマがとっても衝撃的な内容で、そこからラジオにはまった。
夜更かしは悪い事だと思ってたから、布団をかぶってヘッドフォンでこっそり聴く。子どもっぽい背徳感で余計に没入していくようになる。
ラジオドラマだけでは飽き足らなくなって、いろいろな番組を探して聴く様になる。
よく聴いてたのはNHKのラジオドラマとクラシックの番組、FM802のMUSIC GUMBOと、KBS京都づたいのオールナイトニッポン：二部が好きだった。丁度その時はJAMのYUKIちゃんが二部やってた印象。もう明け方近い時間にやるグダグダの『デビルイヤーは地獄耳』ってコーナーが好きだった。
田原音彦 「逢いにいきたい」
一番Deepなラジオ少女だった、小学校高学年の頃のマイ・アイドル。
いろいろ葉書を書いて、送ってたわ。
だれか「はいぱぁナイト」聴いてた人は居るかしら、おとさんとそうまさんのはい水。
KBS京都だけの番組だったし、あまり居ないでしょうね。
彼の"overthere"という曲がめっちゃ好きで初めて聴いた時グっときたのを覚えてる。いま聴いてもやっぱり痺れる。
そんなことをふと思い出した深夜二時。そうそう、昔から、夜の種族だったんだ。
筋金入りの宵っ張り。
