寝る前に適当にGyaoで再生した映画が、ラース・フォン・トリア監督の「ドッグヴィル」だった。
寝られなくなった。
まあ適当に暗い話だというのは知ってたのだけれども、こんなに底意地悪い鬱ムービーだとは思わなかった。
いつも彼の映画を見た後は凄惨な気持ちになるが、これはその極北ではないのか(「奇跡の海」も相当鬱になったけど)。
救いと言えば、ドグマ的なカメラの手ぶれが少なくて良かった、(「ダンサー・イン・ザ・ダーク」では映画館で映像酔いして血の気が引き倒れかけた。)ぐらいかもしれない。
後は、彼がお得意の、キチャナイ人間模様の描写のエスカレーション。わーエグーい。
だからといって、嫌いなのではない、ただ、「わーヒドいなぁ」と思うだけ。でも結構ニュートラルな立ち位置で見ている自分を発見して、その事について考える必要が有るかもしれないと思った。
さあ、今、「ドッグヴィル」の続きとされているストーリー、『マンダレイ』(http://www.manderlay.jp/)が絶賛公開中なのだが、見に行くとしたらチャンスは明日のナイターしかない。さあ、どうする。っていうか、完全にGyaoの宣伝にのせられているカモちゃんですね。
、、、、DVDでもいいか。