メディアショップで行われた、アトリエ・ワンの塚本由晴さんと、FOBAの梅林克さんの対談「TSUKA × KATSU」のレポートをアップしましたー。 いやあ、面白かったです。
◆http://www.media-shop.co.jp/blog/2006/04/reporttsuka-katsu.html
塚本さんの思考速度/もしくはプレゼンスキル/に感心。見た目まったりした雰囲気だけど、シャキーンときれてるって感じです。 語りによどみがない。もう自分のスタンスをかっちり言語/構造化していて、ゆらぎがないんだろうな、と思いました。私もあれくらいきっちり話せる様になりたいな、と思いながら聴いてました。
アトリエ・ワンの建築のつくりかたは、ある場所と使用者の関係性をいろいろシミュレーションし、そこで発生しうる振る舞いを誘発する装置をいやらしくない形で導きだすという意味で、ジャンルは違えど私の目指すところのまさにそこ、って感じで、話を聞いていても「ん?」っと引っかかるところはありませんでした。まさに。そのとおり。
ただ単に、建物になるのか、イベント的な物になるのかという違いなのだなぁと思った。でも、建物はそこにブツとして残るからなぁ、とちょっとジェラシー。
以前来ていただいた島袋道浩さんにも、同じような感じがあって、やっぱりジェラシーも抱きました。
昆虫を取りにいこうと思っているとき、実は昆虫を探しているのではなく昆虫の好みそうな場所や生活リズムを見つけているのだという たとえ話 は、とてもしっくりきました。今度こっそり使わせてもらおう(笑
塚本さんが最後の方でぽろっと言ってはった『観察と定着』っていうキーワードは、今回の対談において結構まとめになるいい単語だなとおもいました。