今日の購入本

彼女は長い間猫に話しかけた　川崎徹 著

彼女は長い間猫に話しかけた

(わ、まだAMAZON対応してない！）


広告界の鬼才、川崎徹の小説の新刊。この人の小説はいつもちょっと変で面白いです。
高橋源一郎が「ここ１０年で書かれた「現代小説」の中で最高の一つである」と書いていたので、とりあえずオーダー。
表紙がかわいい。ものすごくかわいい。まだ読んでないけど表紙だけで「猫の不在」を暗示させます。ってことは、誰か死んじゃうのかな。とか。ワクワクさせる。
こういうところまで凝ってて素敵だなー。読後感想は、またいずれ。

カルヴィーノの文学講義―新たな千年紀のための六つのメモ

カルヴィーノに関しては、マイブームが盛り上がりすぎるくらいに盛り上がってるので全部揃えなくては、の勢いです。
なんで高校の図書館には無かったんだろう。カルヴィーノは高校時代に読みたかったです。
とにかく、『文学講義』。
「軽さ」「速さ」「正確さ」「視覚性」「多様性」
この五つのキーワードで、どん詰まりの現代小説や現代アートにブレイクスルーのための「方法」を考えさせてくれる（はず）の1冊。