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大橋仁 スライド上映など。

友達と別れた後、京都裏アートマップ@京都芸術センター と、大橋仁スライド上映@Shin-bi に行く。
裏アートマップは、各ギャラリーの個性がよくわかる面白い企画だと思った。個人的には、少年少女科学クラブの作品が好きでした。


芸術センターからCocon烏丸まで移動。ACTUSでひとしきり家具を物色。棚を衝動買いしそうになるが、物欲を押しとどめる、結構必死に。お財布事情を考えろっての、ねー。


その後、三階にあるShin-biに行き、MOTOKOの写真展を見る。六つ切り(くらい?自信無し)一枚、額装込みで4500円。買ってもいいかなーと思うが、冷静さを取り戻す(苦笑)
玄関には、自分の撮った写真を飾ろう。


大橋仁スライド上映は、映像とスライドの二本立て。
個人的には、映像作品のほうに興味を持った。編集も荒く感じたし、無目的なカットもある様に感じたけど、掴みたいものがあったのかな、という風に伝わった。
写真集のスライドは、出産シーンなど「うひゃ(冷や汗」となるカットもあったが、全体的にはクリーンで引き目のスタンスを感じる。
「いのち」みたいな、「リアルライフ」みたいな、、、川内倫子のAILAとシンクロする部分があったなぁ。これが今の写真界の気分なのかしら、、、?なんて。
それにしても、"血の多い"作家さんです。


私の感想は、「この人自身の持つ”切実”ではない、もっと外のリアルを撮りたいということだろうか?」「でもそんなのあるのか?」「写真を撮るというのは、その場の切実さから一歩引いたスタンスに立つための道具なのか?」「でも、そうであるとするとそれはファンタジーへの逃避では?」「ドキュメンタリーと何がちがうんだろうか」「いやいや、でもなぁ、、、」っていうあたりをさまよってます。


痛いような、むずがゆいような。とにかく、思うところの多い上映会でした。