デギュスタシオン・ア・ジャズが届きました。聞いてます。ざっと聞いたところでは、"人工ヴィブラフォンとドラムセットによる硬い鉱水"と"ダブル・ストリングス・カルテットとテナー・サックスによる Fマイナーのブルーズ・トーン・クラスター仕上げ"が好み。
今すぐ飛んでいってビンタした後にハグしたい出来です。
やっぱりキクチさんはテナー吹いているのが良い。たまらなく良い。それだけでいい、と思う時さえある。このアルバムつくるの、大変だったと思う。数量の増加はクオリティにのしかかるプレッシャーだから。それは曲がりなりにもモノ作る私にはわかる。素直にすごいと思う。ジャズへの愛のなせる技。
中にいくつか本人が歌っている曲がある。はじめは「自分で歌わなくっても、、」と半ば苦笑いしていたわけですが、（なんだか悔しいけど）"菊地成孔の歌唱による「ザ・クリスマス・ソング」"が、ぐらりと胸に来てしまう、、、。
不覚！不覚！不覚！
ついていくけどね。ついていけないときもある。でも続く限りは続けたい。多分、私のヒーローだ（ウインク）
