を松岡正剛氏が絶賛してますね。→http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0953.html 意外。びっくり。
ちなみに私が映画館で気になって仕方がなかったロクス・ソルスという名はやっぱりルーセルからの引用だったかぁ、と何故か安心。それにしてはあまり引用の力がいかされていなかったのが心残り。それが印象的。その他に関しては結構面白かったとは思うのですが、、、。
いかんせん、甲殻機動隊忘れかけてたしなあー(苦笑)
千夜千冊 第九百五十三夜 ヴィリエ・ド・リラダン『未来のイヴ』
孤高断固な赤貧ダンディズムの蕩尽者。高貴な告知と暗澹たる道化の完遂者。スピリチュアリズムの孤塁を守る戦士。いっさいの低劣に満腔の憤怒を送る高踏派。ボードレールの衣鉢を継ぐ知的アリストクラシーの最終走者。人間人形時代の高らかな宣告者。
これ、30年ほど前に、ぼくがリラダンにつけたキャッチフレーズのいくつかだ。
レーモン・ルーセルの同名の原作から採っている。『ロクス・ソルス』は、パリ郊外モンモランシーに住む奇っ怪な科学者マルシャル・カントレルが作り上げた発明品の数々を、一群の人々が邸内で数時間見てまわるというだけの驚くべき作品である。