先日、7年間持っていた講座が一旦終了した。学生と対話しながら作品が作られて行く中で、学ぶ事が多かった。何を言うか決めずに向かったのだが、そこで自分が話した事は自分に向けて話した事でもあったように思う。
・ひとを脅したり怖がらせて言う事をきかせるようなデザイン物を作らないほしい
・言葉が通じないひとや理解できないものごとに出会ったときこそ、逃げないでデザインの道具を使って向かい合ってほしい
・たがいを傷つけ合わないように棲み分けされた閉じた輪、コミュニケーションが断絶した小さなコミュニティ群が増えて行ったとき、その間をたちまわる働きをしてほしい
課題は厳しかったけど受講してよかったと口々に言ってくれてよかった。
真面目にしっかり目を見て話をきいてくれた学生たちにありがとうを言いたい。