毎年年始になると読み返すものがある。
ヘルマン・ブロッホ(Hermann Broch)の"ウェルギリウスの帰郷"だ。
Die Heimkehr des Vergil
http://www.geocities.jp/oldpapyrus/wayakukikyo.htm
「大きくなるのだ、小さな子よ、大きくなり、鳴り響き、指導せよ。無時間のうちに予感する諸々の時代を通じての指導者よ」
2009年の引用部分
人類はもはや群衆ではなく、魂の共同体であり、到る処に吹き寄せる清澄の息吹き、沈黙した天体の歌を同じように鳴り響かせる清澄の息吹きであった。
Der Tod des Virgil "ウェルギリウスの死"
http://www.geocities.jp/oldpapyrus/wayakusi.htm
去年からはパヴェーゼの"レウコとの対話"もそれに加わった。
- 作者: チェーザレパヴェーゼ,Cezare Pavese,河島英昭
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/09/10
- メディア: 単行本
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慰めえぬもの
http://uoh.seesaa.net/article/171244138.html