半年以上完成予定がおしている作品…。制作をしている中で、急に思い浮かんだ "わたしのいのち"という語をノートに書きとめてから、何も進まなくなった数週間。
この語をころがしているうちに、ふと、私は頭が鈍く緩くなってしまったのではなくて、少し自由になっただけなのではないかと気づいた。
そうなのであれば、自由のほうが少しだけマシだ、と思った。
今日も少しづつ辞書をひいて、カードをつくる。
頑張って完成させよう…。
『あらかじめ手放している勝ち目のようなもの:大事なものの失い方を書くことは詩ではなく、すでに失っていることを書くのが詩ではないか』という高校時代の私のノートにどう応えようか。
私はすでにあなたではない。ということが回答になるだろうか。
もう、よくわからないな。