2009.3.19 - 4.2にMEDIA SHOPのギャラリースペースで開催した個展 "ことばが通じない" でタイトルのキャプションにつけたテキストを蔵出し。
読み返してみたら、すでに固まっている、という印象を受けたので、もう公開してもいいかなと判断。年も変わったしね。
いま・まさに・ここにいる・白熊。私・シャッター押す。
参った、白熊は白熊だというだけで私から重圧をうけている。
私の情動は世界や対象に対して、常に暴力なのだ。
ことばが通じないということの福音。
そうか、私からの重圧は確かに存在するけれど、白熊には関係がないんだ。
世界は多重で、同時。ことばが通じないから、そっちにも行けるしこっちにも行ける。
私はとりあえず、それを信じて寄り添い、祈る。そうあれかし!
像を微へ、それを超えて。さぁ、通じあわないインデクスの応酬、広がれ君の宇宙。
その時展示したのは、しろくまの写真三枚 と うさぎ島でのわたしとうさぎの映像です
もう自分にとってビビッドなものじゃないな。なんか恥ずかしい。このときは切実な感じがあったんだけどね。暴力とか戦争とか常態化してるし、"関係無い"メソッドで押し切っていくうちに2008年の不安に慣れちゃったのかな。ヒドい話だわ。
ただ、この動物思案や うさぎ島訪問での儀礼的な感覚から、次の"NOLA"への展開につながっていくんだけど、NOLAはまだひりひりしていて説明ができない部分がある(が、表現出来ている気はしない…)
2010年は"NOLA"が完成するように頑張ろ。
と、今年の抱負的エントリでした。