実家。朝からお墓まいり。寝過ごしそうだったので、寝ずに臨む。
お坊さんを呼んでお墓に向かってお経を上げてもらう。
私は、まぶしさと眠さで目を閉じていた。母がお坊さんを団扇であおいでいる。
何個かお経をあげはるなかで、光明真言を読み上げはるんだけど、そのとき、閉じた瞼の上に光がきらきら明滅して太陽が身体を包んで温かくなってきて、おもわず一緒に光明真言を唱えてしまった。
普段はあまりそういうモードには加担しないでおこうと思うんだけど、今日はすなおに「おんあぼきゃべいろしゃのう…」ってつぶやいた。
光明真言はもともと大日如来の真言で、日の光やきらめきを感じたのとはリンクしている。
今朝の私は澄んでいた、ここ数日の暗雲から少し抜けたのかもしれない。
