書店にて。
ふらっと手に取りレジまで持って行こうとしていたVOL。
しかしふと『今これを買ったら、美術家として何かが終わる、熟考せよ。』という声が聞こえた。焦って棚に戻す。
同額で何か別の物を買おうと思い直す。
そこで選んだのは『日本的霊性』と『ブッダのことば』、『岩成達也詩集』。
これで大体同額。何となくホッとする。
今は文化表層やアクティビズムではなく、もっと彼岸とか妄想の地面を身の内に見つめてみたい。
私が信じ愛する『私の美術』は、キャンプする身体も、目の前の人と語りあうナラティブも持たない。ような気がする。
いまこの世が生きにくいことは間違いないけどね。それとこれは別のものなのだ。
メモ:音盤考現学という本が面白そう。