佐倉氏の講義で「ミーム」という単語の説明を聞いたとき、うさんくさい単語だにゃ、と思ったが、今思うと、あれは説明が良くなかったのではないかしら。(おっと失礼 だって、たとえが悪いんだもん)
第一印象が良くなかったので、挽回するのに時間がかかったが、ようやく最近、「ミーム」は、はっきり言語化されたコンセプトに関しては伝わっていきそうだ、とようやく思えるに至った。
「実現可能かあやしいほどの純粋な理念」「正義感のような熱情」のみが先端へ先端へと、時間とともに運ばれていく、人から人へと。
腑に落ちることわざみたいなものか。より純化される場合もあるし濁っていく場合もあるなぁ。
身体的な記憶や体験は、個人の皮膜より外に出る気がしない。基本的には、ヒトは独りだ。救済は自分のために。
しかしまた、<聖 the saint>は「実現可能かあやしいほどの純粋な理念」「正義感のような熱情」 の側にも居る気がする、イメージの形状をして。