どうやって作品を作っているのですか、というご質問をうけました。
色々考えてみましたが、結構、言語化せずにやっている自分を発見しました。
お返事の中で、自分で書いてて面白いなぁと思ったのはこのあたり
ちなみに、LEDを使った何かを作る時の具体的な作業内容としては、
何か作品のイメージを思いつく
そのイメージをスケッチして外に出してみる
何故それを作りたいのか、その理由を考えてみる
その理由が、今後かかるコストや労力に見合うかどうか判断し、それでも作る必要があると思えば予算と時間を用意する
漠然とした設計図を思い描く
必要だと思われる電子部品の材料をとりあえず買いにいく(もしくはネットで買う)
その部品で無事動くための回路図を作ってみる
電子工作の得意な人にその回路図をチェックしてもらう
足りない部品をさらに買いにいく
回路図とおりハンダする
プログラミングする
テストする
動かなければまた書き直してテストする
無事に動けば、それを包む(もしくは飾る)側を作る
ディティールにこだわる(削ったり、磨いたり、ピカピカに拭いたり)
さらにこだわる
締め切りが来る
仕方なく完成ということにする
まだ不満がのこり、次はこうしようと反省する
はじめに戻る
と、こんな感じでしょうか。
ああ、まずは部品をそろえる段階と、集めたもので設計する二段階を踏んでるんだということに気付く。
場当たり的ではあるけど、手に入っている部品を有効に使うためには大事な二段階だな、と思う。
あと、何かのイメージが思いつくというのは、視覚的なイメージではなくて、構造的/もしくはシーンとして浮かんでいる事が多いという事に気付きました。
これを具現化するためにオブジェクトをつくっているのね。