ある情報が、とあるメディアから別のメディアに入出力される時、そのインタフェースでおこなわれている変換について;
デジタルは取りこぼさない。とってもクールだなぁ。
しかし、セマンティックな情報はその間をうまく通過できない。どのようにすればいいのだろう。
そう考えているうち、そこにイメージが関係していることに気がついた。
そうか、情報を圧縮してパッケージしたイメージを送ればいいのだ、と思い至ったのだ。
イメージといっても、「林檎」や「雨降り」といった視覚的な記号のようなものではなくて、もっと力学的な点や配置による関係性や、構造のようなもの、、、。
まだよくわからないので今は「ベクトルさん」と呼んでいる。
それは、なんだか詩のようなものだ。俳句などのコンセプトに近い感じがする。
最近私が「点描が来てる」と言っている理由もそのあたりにある。
今まで試みられてきた文学的もしくは美術的なものの中から、何かしら使えそうな構造や力学的な「ベクトルさん」のパターンをリストアップすることができれば?
もちろん伝達の後、解釈者によってどのように受け取られるかは様々だが、それはdigitな情報だってそうなのだから、別にたいした問題ではない。
イメージの中には情報そのものすら含まれていなかったりするのではないかという気がしている。
空間を通過するとき、一瞬情報はイメージになって受け渡された後また情報にかえる、そんな図式が頭から離れない。
というのも、、、
こういうのがあるからさぁ、もうちょっとちゃんと考えたいわけですよ。
数秒で感情を光に変える――NECの「言花」を試してみた - ITmedia Mobile
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