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今月の美術手帖からICCの噂まで

BT八月号は、せっかくマシュー・バーニー特集なのに、表紙がアレではみうらじゅんの「とんまつりJAPAN」のようなアレな気分になってしまう、、、。


展評のコーナーの近くに、この間のソンタグ追悼イベントの記事が掲載されていたが、坂本龍一と高谷史郎のライブのレポートが95%で、シンポジウムについてのコメントはほぼ皆無。小さい写真でパネラーが紹介されているだけ。。。こうして事実から記録へ、そして歴史へと動きながら記憶されていくのだなぁ。と感慨深げに見つめる。


ローリー・アンダーソンマシュー・バーニーを同じ号で取り扱われると、打ち消し合った気分になる。
ローリー・アンダーソンといえば、、、ICCはどうなるのだろうか。今度ICCで回顧展がやるんですよ。
Art It!に「ICC閉館の噂」という記事が出てたね。そろそろオフィシャルになってきたのかな。アンダーグラウンドではすでに浸透していた話だったのですが、いざ紙面になっていると身の毛がよだつほど恐ろしい事態ですね。
もしそうなれば、、、(想像してみる、、、)ダムタイプ新作初演@YCAMクワクボリョウタ新作発表@せんだいメディアテークとか、、、、ありうる、多いにありうる。
行きたくても行けなくなりますよ(苦笑)
署名運動もはじまるそうなので、ICC好きな人は参加してはどうでしょうか。
http://groups.yahoo.co.jp/group/dance-rg/message/2604



ちなみに、、、私は署名などの活動には参加しません。(たくさんトラバがあるのでなんとなく書いておきますけど、、、)
メディアアート」に特化した美術館は存続不可能だと言われても否定できないからです。まして企業出資なのでしょう?仕方ないですよ。
じゃあメディアアートはどうすればいいのか、といえば、普通の美術館で展示すればよいのです。それが受け入れられないのならば、メディアアートは美術ではないのでしょう。アートという名を冠するのを止めて新たな着地点を探すべきです。
跡地は、例えば携帯電話博物館とか、最新の通信技術を試すためのネットカフェにする、などを考えてみました。
これも立派な文化事業だと思いますけれど、、、。
かくいう私はメディアアートをやってる訳なんですけれども(大苦笑