Shin-bi(http://dp52062035.lolipop.jp/)で開催中の大友良英さんの展示を見に行く。ライブも見る。
ご本人日記該当部分はこちら→http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20050709
展示会場にてポータブルターンテーブルが奏でる けなげな音にきゃっきゃ言ってたら、大友さん本人が気さくに作品の説明をしてくれて楽しかったです。
「これはねえ、動いてないけど、ちちちって鳴ってんだよー」
とか。うれしそーうに話してくれる。
この人本当に少年オブジェ感覚あふれる人だなぁと思った。
素直で透明だから長い間やっていられるのだなと思った。
ライブはターンテーブルソロです。
レコードなどはのっていないターンテーブルで演奏をします。
大友さんのターンテーブル演奏、とくにソロを生で聞くのは、はじめてでした。
快音と壊音でうっとり。(だじゃれ)
はじまって数秒、一回爆発音のようなものがした。システムが飛んだのかと思った、そのときが一番かっこ良かった。
右耳がHighで一瞬飛んだ、とっさに耳を押さえた。人ってのは意外と自分のキャパを知ってますね。
あと、最後針がテーブルの上をとーんとーんと飛んでいるムーブメントがとても良かったです。
ライブ後そういう話をしたら大友さんに
「動いてるものに反応しちゃうんだね」
と指摘され、「は、そうか」と思う。たしかにそうですわ。
途中せっかく快モードに入ってきたのにゴソゴソ音をたてたり話したりする音で一回台無しになった。
あれが無ければ最後までかなり良い感じだったはず。
もっと状況考えろ!と隣に座ってた兄さんを問いつめたい。
展覧会はまだ続き、来月8/7はSachikoMさんとの[フィラメント]ライブ。8/6は佐々木敦さんが来るとのこと。
フィラメントも見に行きたいな。