今日は授業で合評をやった。作品ひとつひとつに対して、じっくり腰を据えてコメントしてゆく。
これは自分へ課したひとつの課題でもある。
- どうしてそれが良いと思うのか。
- どうしてそこを変えた方がいいと思うのか。
いつもなら言語化しないレベルまで、反応を言葉にして行く。
出来上がってきたものから、学生の意図とその作業過程を逆トレースしていき、問題点をさぐる。
「もっとこうしたかったのなら、ここをこうした方が良い」
最大限に頭を働かせて、素直にレスポンスを返すようにこころがける。
生徒は、そのまわりで私の反応をじっくり見ている。私に嘘があってはいけない。(そんなのすぐにばれる)
上手く行かない事もあるし、やっぱり言葉にできない時もある。今回私が授業でテーマにしているのことは、そういう曖昧な次元のコントロールの話なのだ。
ふと、学生が「おもしろい」とつぶやいてくれたので、やってよかったなぁと思った。
でも。脳みそはクタクタだ!