- 作者: いとうせいこう
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/07
- メディア: 文庫
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はじめは、高校二年くらいのとき図書館で読んだのです。あまりのおもしろさに本気で胸躍らせてソファに足をばたばたとさせていた。
この本がなかったらいとうせいこうにはまる事もなかったのだろうな、と思いかえしてみる。
もう何度読み返したかわかりませんが、まだまだ読みごたえのある作品です。こちらのコンディションによって捉え方が変わってくる。さらにこちらの知識が増えると面白さが増す。例えば解体屋のはじめの台詞が折口信夫の「死者の書」だと気づいたのは最近だし。
あと数ページでおわるので、楽しんで読みます。おほほ。
ちなみにこの本、三冊持ってます。好きすぎー。(絶版なので買いあさったのですわ)