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パピヨン

今見てますが、すごい映画です。必見じゃないでしょうか。

フランクリン・J・シャフナー(映画監督)
1973年/フランス=アメリカ映画)
男の意地、男の悲哀、そして男の友情。 無実の罪で投獄された実在の人物の、監獄生活と逃亡生活を描く、実録ヒューマン・ドラマ。
これはスティーブ・マクイーンなくしては語れない作品。マクイーンほど存在感のあるスターは、そういるものではない。真っ暗な独房に閉じこめられ、食べ物もろくにあてがわれず、ゴキブリやムカデを食べて、たとえ栄養失調で歯が抜けても、生きることだけをひたすら思い続けた執念の男を、マクイーンはそれまでとは打って変わったシリアスな演技で、じっくりと時間をかけて演技してみせる。その男らしさは、涙さえ誘う。しだいに変わっていくマクイーンの表情を見ていると、映画の質を決めるのは、やはり役者の演技なのだと認めざるを得ない。しかし、マクイーンを演出したのはシャフナーだということを忘れてはならない。