2004-06-30 世界の boyaki 中心で愛を叫ぶような個人主義は、間違ってる。本屋に貼ってるポスターに書いてあった作者のコメントを読んで、イライラしてきた。 世界の中心なんかないし、ましてあったとしても中心にあるはずのものは無私だ、無私。 「わたくし」が中心なら、世界は破滅だ。ただの欲望のかたまりじゃないか「私」は。 ということを、橋本治の「暗夜」を読んで思った。 はずかしい青春小説でも、断然こっちのが共感できるし、意味が通る。 みんな、もっといいものに目を通してほしい、、、。