2004年、竹尾のペーパーショウで展示された 深澤直人氏[プロダクトデザイナー]による作品「ジュースの皮」。
展覧会のテーマはHAPTIC(ハプティック)。 HAPTICとは触覚的な、あるいは触覚を喜ばせるという意味。
2004年ペーパーショウはテーマHAPTICをめぐる五感の冒険です。皮膚のセンサーを覚醒させる新しい身体感覚を官能のうぶ毛を逆立ててご鑑賞ください。
このバナナのジュースパック(ブリック)を観た時、 ものすごい瑞々しさで迫ってきた何物か(クオリア、とでもいうのでしょうか) にひどく驚きました。
ハプティックなもの、にパワーがあるのは当たり前だと(直感的には)わかる。 さて、それをきちんとデザインできているものに出会っているのかと言えば、そうでもないかもしれない。 心してモノを作ろうと思いました。