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省略の文学

今読んでいる文庫。省略の文学 (中公文庫 M 94)作者: 外山滋比古出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1979/05メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る 必ず切るべし 解釈が大きな意義をもっているということは、享受者の理解能力を…

第千三十四夜

石鍋真澄『ベルニーニ』 1985 吉川弘文館 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1034.html バロック!(のちほど何か書きます、、、) もしバロックがおこらなかったとしたら、時代はつねに古典回帰するだけに終わっていた。そんな歴史はつまらなかったろう…

第千三十三夜

武満徹『音、沈黙と測りあえるほどに』ISBN:4103129018 1971 新潮社 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1033.html 千夜までに登場してなかったっけ?と驚き。それほど武満さんに関しての記述をよく読んだ。 杉浦康平さんに、さっそくどんな人かを聞いて…

第千三十二夜

ニコラウス・アーノンクール『古楽とは何か』 1997 音楽之友社 Nikolaus Harnoncourt : Musik als Klangrede 1982 樋口隆一・許光俊訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1032.html 私こういう素養が全くないかも、、、。NHKの芸術劇場くらいは見るけれ…

第千三十一夜

ヴィクトール・ストイキツァ『絵画の自意識』2001 ありな書房 Victor I. Stoichita : The Self-Aware Image 1998岡田温司・松原知生訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1031.html セイゴオ、タブロオを語る。 って感じでしょうか。 私も最近ようやく…

第千三十夜

ル・コルビュジエ『伽藍が白かったとき』 1957 岩波書店 Le Corbusier : Quand les Cathedrales etaient Blanches 1937生田勉・樋口清訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1030.html コルビュジエはやはりゲーテとラスキンを奥に控えさせていた建築家…

第千二十九夜

アントニオ・ネグリ『構成的権力』1999 松籟社 Antonio Negri : Le Pouvoir Constituant 1997 杉浦昌昭・斎藤悦規訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1029.html ネグリをとりあげるといえども、『帝国』ではなく『構成的権力』を選ぶ。 それはいまま…

ブリコラージュ

ブリコラージュと言えばレヴィ・ストロース。 第三百十七夜【0317】 レヴィ・ストロース『悲しき熱帯』 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0317.html

第千二十八夜

ジュリア・クリステヴァ『恐怖の権力』 1984 法政大学出版局Jilia Kristeva : Pouvoir de L'horreur 1980 枝川昌男訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1028.html memo:アブジェクシオン ひとまずアブジェクシオンとは「おぞましさ」という意味だと思…

第千二十七夜

ジークフリート・クラカウアー『カリガリからヒトラーへ』 1970 みすず書房 Siegfried Kracauer : From CaliGari To Hitler 1947丸尾定訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1027.html 20世紀の最初の30年間のドイツ映画を見ることは、なによりも歴史に…

第千二十六夜

ヨハン・ヤコプ・バハオーフェン『母権制』上・下 1992 白水社 Johann Jakob Bachofen : Das Mutterrecht 1861吉原達也・平田公夫・春山清純訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1026.html 物語の基本構造の話をしているところに、今日の千夜千册の更…

第千二十五夜

藤田正勝・安富信哉『清沢満之』 2002 法蔵館 今回にかんしては、いままで全くのノータッチ。名前も文脈もまったくつかみ所が無い。 今の時期にこういう事を学ぶのは悪くないと思うけど、もう少し判断保留にしておきたい部分でもある。 「吾人の世に在るや、…

第千二十四夜

オスヴァルト・シュペングラー『西洋の没落』1・2 1972 五月書房村松正俊訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1024.html MEMO: 「歴史の運命」「死んだ形態を認識する方法には数学は有効だが、生きた形態を理解するには類推こそが有効だ」 そもそも…

第千二十三夜

フリードリッヒ・ニーチェ『ツァラトストラかく語りき』 1953 新潮文庫 Friedrich Nietzsche : Also Spack Zarathustra 竹山道雄訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1023.html 童子は無垢であり、忘却である。新しい発端である、遊びである。みずから…

第千二十二夜

三島由紀夫『絹と明察』 1964講談社・1987新潮文庫 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1022.html とかなんとか言っているうちに、三島由紀夫がきましたね。 やっぱり長文だ。だから、明日読みます。お仕事中だから〜。

第千二十一夜

中村元『インド古代史』 1963 春秋社 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1021.html 中村元きましたか。千夜以降のセレクションは納得と意外の織物ですね。 紫式部とか三島由紀夫とか、出るんですかねー。

第千二十夜

オリヴィエ・ルブール『レトリック』 2000 白水社佐野泰雄訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1020.html 以下二冊は持ってるなぁ。 『せりふの構造』 佐々木健一 著 1994 講談社学術文庫 『レトリックの意味論』 佐藤信夫 著 1996 講談社学術文庫 レ…

第千十九夜

近藤洋逸『新幾何学思想史』 1966 三一書房 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1019.html MEMO: 非ユークリッド幾何学の冒険。 問題の第5公準/平行線原理:「与えられた直線の外にある1点を通ってそれに平行な直線はただ1本だけ引くことができる」 …

第千十八夜

リュシアン・フェーヴル&アンリ=ジャン・マルタン『書物の出現』 1985筑摩書房・1998ちくま学芸文庫 L'ucien Febvre et Henri-Jean Martin 1971 この本については書きたいことがあるが、なにせネット環境が乏しいので、とりあえずメモだけ。 この本をそのま…

第千十七夜

津金澤聰廣 編著『近代日本のメディア・イベント』 1998 同文館 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1017.html メディア・イベントというのは新聞社や放送局などによって企画演出されるイベントをいう メディア・イベントはかつての神話的儀礼や祭祀的儀…

第千十六夜

井上鋭夫『山の民・川の民』 1981 平凡社選書 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1016.html 以下抜粋、要約。 出羽の国の境にある岩船。古くから雲上公という貴人の物語が伝えられてきた。 井上鋭夫はこの物語をえんえん研究して、ついに誰も解きえなか…

第千十五夜

石井桃子『ノンちゃん 雲に乗る』 1967 福音館 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1015.html 『ノンちゃん 雲に乗る』だー。今回は、松岡さんの「はじめての読書」にまつわる思い出をからめた児童書の話。 さて、私のはじめての読書はなんだろう。絵本で…

毎日新聞夕刊「Weekly日誌」

松岡正剛「Weekly日誌」に登場。毎週金曜日に掲載。第1回目は3月18日。6回連載。 ⇒毎日新聞Web版でも読める http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20050318dde014070041000c.html

第千十四夜

ジャン・バーニー『エットーレ・ソットサス』 1994 鹿島出版会 Jan Burney : Ettore Sottsas 1991 高島平吾訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1014.html Ettore Sottsass作品集はうちの店にもいくつか置いてあって、いっつも欲しいなー買おうかなー…

第千十三夜

三浦綾子『細川ガラシャ夫人』 1986 新潮文庫 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1013.html 私、ガラシャの父親は誰だったか、知ってました(喜) 小学校のときに「小学館版学習まんが?少年少女日本の歴史」を読んでいたのです。戦国大名の争い: 戦国時…

第千十二夜

グスタフ・ルネ・ホッケ『迷宮としての世界』 1966 美術出版社 GustavReneHocke:DueWeltalsLabyrinth−ManieindereuropaschenKunst1957 種村季弘・矢川澄子訳 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1012.html マニエリスム。なーんとなくしか知らないんです…

千十一夜

岡田英弘『日本史の誕生』1994 弓立社 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1011.html ついにきました、本格的な「日本語り」。 むひょー!今夜の文章は長すぎる。歴代第一位の長さでしょう、こんなの一晩では読めません(大苦笑) 数ヶ月後回しにします、…

第千十夜

阿木譲『イコノスタシス』 1984 インピタス http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1010.html 阿木譲が「遊」に書いた文章持ってるなぁ。読んでみよう。

うぬぬ、私が寝込んでいる間に

1008◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1008.html 1009◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1009.html 第千八夜、第千九夜ともアップされていた。 しかも第千八夜は、私が998~9夜に登場するのではと予想していた徂徠じゃあないか。読めて嬉しいです…

第千七夜

岩淵達治・早崎えりな『クルト・ヴァイル』 1985 ありな書房 ◆http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1007.html ブレヒトが嫌いだというのではない。ちょっと苦手なだけなのだ。感心しないわけではない。『ガリレイの生涯』や『肝っ玉おっ母とその子供たち』…